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=== Open Journal Systems
=== The Public Knowledge Project
=== Version: 2.1.1
=== CVS tag: ojs-2_1_1-0
=== Release date: July 17, 2006
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OJSについて
-----------
オープン・ジャーナル・システム(OJS)はPublic Knowledgeプロジェクトにより開発されました。OJSやその他のオープンリサーチシステムに関する一般的な情報はPKPのWebサイト<http://pkp.sfu.ca/>を参照してください。
ライセンス
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OJSはGNU一般公衆利用許諾契約書v.2によりライセンスされています。このライセンスの完全な条項は、docs/COPYINGファイルを参照してください。
このライセンス条項に従った第三者によるOJSの全体、または部分の変更・再配布を歓迎します。また。PKPはソフトウェアを改善するパッチやバグ修正も歓迎します。
システム要件
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推奨するサーバ要件は次のとおりです。
* PHP 4.2.x以降(PHP 5.xを含む); Microsoft IIS は PHP 5.xが必要
* MySQL 4.1 、または PostgreSQL 7.1以降
(PostgreSQL 8.xを含む)
* Apache 1.3.2x以降 または、2.0.4x以降、または Microsoft IIS 6
* OS: Linux, BSD, Solaris, Mac OS X, Windowsなど、上記ソフトウェアを
サポートする任意のOS
PKPは、以上のソフトウェアバージョンとプラットフォームによる可能なすべての組み合わせをテストする資源を持ち合わせていませんので、正常な運用やサポートの保証はまったく含意しておりません。上に挙げたシステム以外でOJSを構築したユーザからのフィードバックを歓迎します。
推奨する設定
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次の方針を採用することによりセキュアな運用をすることができると思われます。
* データベースをOJS専用とする。アクセスにはユニークなクレデンシャルを
使用する。定期的に自動バックアップを行うようこのデータベースを設定す
る。バージョンアップや保守作業を行った際にはマニュアルバックアップを
行う。
* OJSの設定ファイル (config.inc.php) で、MD5ではなくSHA1を使用する
よう設定する。
* OJSの設定ファイル (config.inc.php) で、force_ssl_loginを使用する
よう設定し、認証ユーザとサーバとの通信をHTTPSを介して行うようにする。
* Webサーバから直接アクセスできないように、ファイルディレクトリをOJSの
インストールディレクトリのサブディレクトリに***しない***ように
OJSをインストールする。ファイルのパーミッションはできるだけ制限する。
おおよそデータベースのバックアップに合わせてこのディレクトリのバック
アップを自動的に行う。
インストール
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OJSをインストールする前に、この文書とRELEASE文書をチェックしてください。問題が生じた場合は、このディレクトリにあるFAQ文書も参照してください。
OJSのインストール手順:
1. Webドキュメントディレクトリの適用な場所でOJSアーカイブを解凍する。
2. 以下のファイルとディレクトリ(および、そのコンテンツ)を書き込み可と
する(すなわち、chownで所有者を変更するか、chmodでパーミッションを変
更する)。
* config.inc.php (オプション。書き込み可にしないと、インストールの 際にこのファイルをマニュアルで書き換えるよう表示されます。)
* public
* cache
* cache/t_cache
* cache/t_config
* cache/t_compile
* cache/_db
3. アップロードファイル(投稿物ファイルなど)を格納するディレクトリを作
成し、そのディレクトリを書き込み可とする。このディレクトリは、Webか
らアクセスできない場所に置く(それでできない場合は、.htaccess規則な
どを介して直接アクセスできないようにする)ことを推奨する。
4. Webブラウザを立ち上げ、<http://yourdomain.com/path/to/ojs/> にアク
セスし、画面のインストール指示に従う。
もう一つの方法として、コマンドラインインストーラを使う方法もある。
OJSディレクトリでコマンド "php tools/install.php"を実行する。
(Apacheの実行ユーザとツールの実行ユーザが異なる場合は、CLIによる
インストール後に公開ディレクトリとアップロードファイルディレクトリを
chown/chmodする必要があるかもしれません。)
インストーラは「マニュアルインストール」オプションも提供しています。
この場合、OJSデータベースを作成するために必要なSQL文が表示されます
ので、これをマニュアルで実行します。
5. インストール後に行うことを推奨する追加作業:
* config.inc.phpをチェックし、必要な設定を追加する
* 技術上、あるいはサーバ設定上でよく尋ねられる質問をFAQ文書で
チェックする
バージョンアップ
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OJSバージョン1.xから2.xへのバージョンアップに関する情報は、docs/UPGRADE を参照してください。
ローカライゼーション
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OJSが提供している以外の言語をサポートするには、以下のXMLファイルを翻訳し、適切な名前("ja_JP"などのISOロケールコードの使用を推奨)のディレクトリに置く必要があります。
* locale/en_US
* dbscripts/xml/data/locale/en_US
* help/en_US
* registry/locale/en_US
* rt/en_US
* 必要に応じて、plugins/[プラグインカテゴリ]/[プラグイン名]/locale
システムを正常に機能させるために最低限翻訳する必要のあるファイルは、locale/en_US、dbscripts/xml/data/locale/en_US、registry/locale/en_USにあるファイルだけです。
また、新規ロケールをregistry/locales.xmlファイルに追加する必要があります。追加すると、サイト管理用のWebインターフェースを通じてシステムにインストールできるようになります。
翻訳をPKPに提供すれば、OJSの次期リリースで配布することができます。
Unicode(UTF-8)を完全にサポートするためのサーバの要件は次のとおりです。
* MySQL 4.1.1以降 または、PostgreSQL 7.1以降
* PHP 4.3.0以降 で、mbstringライブラリをサポートするようコンパイル
定期的タスク
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OJSは様々なタスクを定期的に行う(督促メールの自動送信など)メカニズムを提供しています。
定期的タスク機能を有効にするには、config.inc.phpファイルを編集して、scheduled_tasksをOnに設定します。そして、OJSディレクトリにあるPHPスクリプト tools/runScheduledTasks.php を定期的に(webサーバの実行ユーザと同じユーザで)実行するようOSを設定します。
Unix互換のOSでは、次のcronタスクを追加することによりこれを行うことができます。
# crontab -e www
0 * * * * php /path/to/ojs2/tools/runScheduledTasks.php
この例では、スクリプトは毎時丁度に実行されます。
Windows XPシステムでは、Windows Task Schedulerを使ってこれを行うことができます。
1) コントロールパネルでタスクをダブルクリックする。
2) タスク画面で右クリックして、以下のように選択する。
新規 -> タスク
3) タスクタブにある実行するファイル名に次のように入力します。
php c:¥path¥to¥ojs2¥tools¥runScheduledTasks.php
4) さらに、このタスクを開始するフォルダ(通常、PHPがインストールさ
れているフォルダ)とタスクを実行するユーザを指定するよう要求され
ます。
5) スケジュールタブと設定タブで、さらにより具体的にタスクを指定する
ことができます。例えば、この定期的タスクの開始日と終了日や、この
タスクをどのくらいの頻度で実行するかを指定することができます。
定期的タスクスクリプトを使用する場合、少なくともスクリプトを1日1回は実行するよう設定することを推奨します。
スクリプトの使用には、サーバにPHPコマンドラインインタープリタがインストールされている必要があることにも注意してください。
サードパーティ製ライブラリ
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* OJSが使用しているサードパーティ製ライブラリのリストは、
lib/libraries.txtをご覧ください。
連絡先とサポート窓口
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技術的問題でOJSの開発チームに連絡を取りたい場合はフォーラムでお願いします。
フォーラム: <http://forum.pkp.sfu.ca/>
バグ報告: <https://github.com/pkp/pkp-lib#issues>
メール: <[email protected]>