注 : この描画プラットフォームは、現在絶賛(?)開発中です。
Cairo Sparkle 縮めて CaSp
CaSpは、C++で動作するCairoベースの描画プラットフォームです。
また、Windowアプリケーション用・デバッグ機能のバックエンドとしてGTK3 を採用しています。
-
数多くの出力形式
- 単一のプログラムから、Window アプリケーション、動画、ラスタ・ベクタ画像、PDF資料... いろんな出力形式に対応できる描画ライブラリを目指します。
- 対応予定の出力形式は、Cairo による PNG、JPG、SVG、PDF と、libavcodec に よる MP4、GIF です。WebKitGTK による Web ページも検討中。他にも随時追加予定。
-
Cairoの機能を活かした滑らかで高速な描画機能
- ベクターグラフィックスライブラリCairoにより、滑らかで高速な描画ができます。 また図形や画像の回転・拡縮にも対応可能です。
-
限定(簡潔化)された機能量
- 操作のために必要な知識は少なく、入門してからすぐにでも制作に着手できるように設計しています。
まだ正式なビルド環境は整備していません。
Ubuntu19.10 での構築例。
・gtk3をインストール
(Cairoはgtk3に組み込まれているので別途インストールする必要はありません。)
・CaSpのcloneをダウンロード
コンパイルするcppファイルは、src/cairo_sparkle.hppを includeする必要があります。
g++、demo/DEMO.cppでの実行例 (clang++にも対応しています。)
g++ -o [生成する実行ファイル] [コンパイルするcppファイル] $(pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0) {PATHを通さない場合}(-I [cairo_sparkleのディレクトリ]) -lpng -std=c++17
demo/DEMO_blockout.cpp
g++ -o DEMO demo/DEMO_blockout.cpp $(pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0) -lpng -std=c++17