カクヨム風のルビと圏点(傍点)を使えるようにするPandocフィルタ。
pip install regex pandocfilters
git clone https://github.com/Gamou-T/pandoc-kakuyomu-ruby.git
pandoc --filter=/path/to/ruby_kenten.py foo.md
ルビ対象の文字列(親文字)の前に全角縦棒|
を置き、直後に二重山括弧《
》
で括ったルビを書きます。ルビ対象が漢字のみで構成される場合は縦棒を省略できます。
また、ルビ記法はエスケープが可能です。
また、LaTeX使用時のみpxrubrica
の機能の一部が使用可能です。(pxrubrica
使用時のみ。というかこのフィルタ自体pxrubrica
で動かす事を想定しています。一応他のパッケージでも動きますが保証はしません。)
HTML系に変換した場合は全て単一のグループルビになります。
本来pxrubrica
の熟語・モノルビの区切り文字では半角縦棒|
を使用しますが、ここでは全て全角縦棒|
に統一しています。というか半角だと動きません。
なお、ルビに対応しているのはunicode上での和文(\p{Hiragana}
\p{Katakana}
\p{Han}
)+長音記号ー
+約物(\p{P}
に限られます。
e.g. :
---
header-includes: # pxrubricaの読み込み、自動切替熟語ルビ(進入大)に設定
- \usepackage{pxrubrica}
- \rubysetup{<J>}
---
## 熟語ルビ
|単語《たん|ご》
ひらがな単語《たん|ご》
東京特許|許可局《きょ|か|きょく》
鶏《にわとり》
## グループルビ
あれは雲雀《ひばり》です。
## 圏点(傍点)
《《アレ》》
## ルビが付かない
ひらがな《よみがな》
単語|《よみがな》
|Linux《リナックス》
個々のルビへのモード指定には対応しておりません。
htmlベース(html
html5
epub
epub3
)、LaTeX(latex
)に対応します。
その他細かい説明はqiitaを参照してください。