haya_imu_rosは、9軸IMU/AHRS haya_imu v3の専用ROSパッケージです。haya_imuはCortex-M4、ICM-42688、MMC5983MAを搭載しています。主なフィーチャとして、通常出力モード、デモンストレーションモード、キャリブレーションモード、6軸回転ベクトルクォータニオン、9軸回転ベクトルクォータニオン、3軸オイラー角を同時にパブリッシュ(Max1000Hz Best Effort)することと、RVIZにてのデモンストレーションが可能となります。ROS2パッケージはリポジトリhaya_imu_ros2として公開しています。
- Ubuntu 20.04 18.04 16.04 推奨
- ROS noetic melodic kinetic 推奨
$cd ~/catkin_ws/src
$git clone https://github.com/soarbear/haya_imu_ros.git
$cd ~/catkin_ws
$catkin_make --only-pkg-with-deps haya_imu_ros
haya_imuを対向装置へUSBで接続できた場合、赤LEDが常時点灯することを確認できます。
- 以下ルールの作成によって、ttyACM_hayaに固定します。
$chmod +x ~/catkin_ws/src/haya_imu_ros/script/create_rules.sh
$~/catkin_ws/src/haya_imu_ros/script/create_rules.sh
$sudo udevadm control --reload-rules && sudo udevadm trigger
- また、以下ルールの削除によって、固定したUSBシリアルポート番号を解除します。
$chmod +x ~/catkin_ws/src/haya_imu_ros/script/delete_rules.sh
$~/catkin_ws/src/haya_imu_ros/script/delete_rules.sh
$sudo udevadm control --reload-rules && sudo udevadm trigger
params.yamlに載ってあるパラメータの値を確認して、目的、必要に応じて変更してください。
- 通常出力モード、キャリブレーションモードの場合
$roslaunch haya_imu_ros haya_imu.launch
- デモンストレーションモードの場合
$roslaunch haya_imu_ros haya_imu_demo.launch
- メッセージのタイプ
imu_data(Message: haya_imu_ros/ImuData)、通常出力モード、キャリブレーションモード用
tf(Message: geometry_msgs/TransformStamped)、デモンストレーションモード用
- Topicのデータを確認する例
$rostopic echo imu_data
- Topicの出力レートを確認する例
$rostopic hz -w 100 imu_data
別途製品マニュアルを参照してください。
- v3.2 April 2023 新規リリース
- 本ROSパッケージ(haya_imu_ros)に対して、BSD-3-Clauseが適用されます。
- Ubuntu 20.04.6LTSでは、「[Read] Serial disconnected」エラーへの対策について、以下ROSドライバファイルでバッファサイズは変更といたします。
include/lite_serial.hpp、57行&58行を以下のとおり変更といたします。
変更前
static constexpr uint8_t rx_size_ = 128;
static constexpr int32_t tx_size_ = 128;
変更後
static constexpr uint8_t rx_size_ = 64;
static constexpr int32_t tx_size_ = 64;
9軸センサー6軸&9軸回転ベクトル 3軸オイラー角 MAX1000Hz同時出力 ROS/ROS2対応 USB接続 | ROBOT翔