Emacs 上で anything を通して what_methods を利用する.
使用のためには以下のソフトウェアを事前にインストールしておくこと.
- anything (M-x auto-install-batch anything)
- what_methods (gem install what_methods)
また,exec-path に Ruby を追加しておく.
インストールはパスの通ったところに anything-ruby-methods.el を置き,以下を記述.
(require 'anything-ruby-methods) (define-key ruby-mode-map (kbd "C-c d") 'anything-ruby-methods)
Ruby コード上で C-c d を入力すると,行頭からカーソル位置までの Ruby コードを self のメソッドを what_methods にて検索できる.transient-mark-mode がオンのときはリージョンを self としてメソッドの検索を行う.出力したい内容は,C-c d 入力後にミニバッファに入力する.
例えば,「(1..3)」と記述された行末にカーソルがある状態で C-c d を入力すると,ミニバッファに「’(1..3)’ to: 」と表示される.ここに「[1,2,3]」と入力すれば,「to_a」「entries」「sort」の 3 つの候補が anything バッファに出力される.候補は選択で挿入可能.
入力コードは Ruby で実行されるため,危険なコードを入力しないこと.